D’station Racingは4月19日(金)〜20日(日)の3日間、イタリアのイモラで開催されているFIA WEC世界世界耐久選手権、そしてマレーシアのセパンで開催されているファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSのふたつのレースに参戦しています。
今シーズンの開幕戦となるGTワールドチャレンジ・アジアは、今シーズンもアジアの強豪たちがフル参戦。第1ラウンドとなるセパンは33台がエントリーしました。日本チームはD’station Racingを含めて6台が参加しています。
4月18日(木)から走行が行われている第1ラウンドは、4月20日(土)に予選、そしてレース1が行われました。現地時間午前10時50分から行われた予選では、まずは1回目を星野敏選手が担当。このセパンはアストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3にとってあまり相性が良くないコースで、さらに厳しい性能調整が課せられているなか、総合17番手/Pro-Amクラス8番手となりました。
続く予選2回目は藤井誠暢選手がアタックを担当。今季は非常にプロドライバーのレベルが高いなか、やはりヴァンテージAMR GT3のスピードに苦しみ、総合20番手/Pro-Amクラス12番手で終えることになりました。
迎えた現地時間午後2時45分からの決勝レース1は、スタート直前に降り出したスコールによりディレイとなりました。そんななか、スタートドライバーを務めた星野選手はウエットタイヤを履き、序盤から好走。15台をかわす素晴らしい走りで、総合2番手まで浮上します。
ミニマムでピットインした星野選手は、藤井選手に交代しスリックタイヤに交換。ドライとなってからはやはりスピードに苦しむことになりましたが、藤井選手が力走。表彰台争いを展開し、日本勢で最上位の総合6位/Pro-Amクラス4位でフィニッシュしています。苦しいコースでのレースでしたが、貴重なポイントを獲得することができました。
4月21日(日)は現地時間午前11時30分(日本時間午後0時30分)からレース2が行われます。引き続きご声援よろしくお願いします!