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7月10日(日)、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで、現地時間午後0時からFIA世界耐久選手権シリーズ第4戦モンツァ6時間の決勝レースが行われました。

D’station Racingの星野敏選手/藤井誠暢選手/チャーリー・ファグ選手組#777 アストンマーティン・ヴァンテージAMR GTEは、藤井選手がスタートを担当。タイトな1コーナーで起きた混乱をうまく抜け、9番手から5番手にジャンプアップしオープニングラップを終えると、その後4番手、3番手へと順位を上げていきます。

今回は新規参戦チーム等もあり、フルコースイエロー(FCY)が導入されたりと荒れた展開になっていきます。2回目のFCY時に他のチームがコース上に留まるなか、アンダーカットを狙い1回目のピットインを行い、星野選手へドライバー交代と給油を実施。FCY後のリスタート以降、星野選手は1分49秒台という速く安定したペースでラップを刻んでいくと、ピットタイミングをずらしたこと、FCY中のピット作業によるゲインによる戦略が機能し、星野選手はピット作業を終えている状態で3番手でコース上を走っていました。実質の首位となります。

しかしドライバー交代後、FCY導入時のスピードオーバーによりドライブスルーペナルティを受け、9番手まで後退してしまいます。しかしペースも良く他車のピットインもあり、ペナルティ消化後もふたたび3番手へ浮上。その後は暫定で首位まで順位が上がっていきました。

ただスタートから1時間33分が経過したところで、突然スロットルペダル系センサーの不具合により、スロー走行となりピットインを強いられてしまいます。ガレージではパーツ交換に時間を要し、10分間の作業に。6周遅れとなってしまいました。修復後はコースに戻ると、星野選手はブロンズドライバーのアベレージラップとしては最速ラップともいえる安定したペースで周回を重ね、ダブルスティントの担当スティント終えチャーリー選手に交代。チャーリー選手もダブルスティントを走り、最後に藤井選手がチェッカードライバーを務め11位でフィニッシュすることになりました。

序盤の戦略やピットインのタイミング、そして重要となるブロンズドライバーのラップタイムで、星野選手のペースが非常に速かった今回の第4戦。レースに“たられば”はありませんが、もしトラブルがなければ、2021年のような表彰台争いが魅せられたのではないかというレース内容でした。

FIA世界耐久選手権シリーズの次戦は、いよいよ3年ぶりの開催となる富士6時間。D’station Racingにとっては待ちに待ったホームレースとなります。地元の利を活かし、好成績を狙っていきます。

7月10日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOでENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第3戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』の決勝レースが行われました。

晴天に恵まれた午後2時からのグループ1決勝レースで、総合19番手からスタートを切った#47 D’station Vantage GT8Rは、織戸学選手がスタート直後から素晴らしい追い上げをみせ、ST-1クラスのトップに浮上。38周を終えピットインし、浜健二選手に交代します。浜選手も非常に好ペースで走行を続けていましたが、スティント終盤に接触されてしまい、2コーナーでコースアウト。ただ、幸いすぐにコースに復帰し75周を終えピットへ。ふたたび織戸学選手に交代しました。

しかしST-1クラストップのまま走行を続けていた88周目、高速の最終コーナーで突如足回りのトラブルが発生。織戸選手はなんとかクラッシュを免れましたが、ピットで修復作業を強いられポジションダウン。クラス3位という結果となりました。

優勝が見えていただけに悔しい結果となりましたが、今回の手ごたえを次戦に活かしていきます。ご声援ありがとうございました。

7月9日(土)、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで、2022年FIA世界耐久選手権シリーズ第4戦モンツァ6時間レースのフリープラクティス2/3、予選が行われました。

暑さのなか、D’station Racingは星野敏選手/藤井誠暢選手/チャーリー・ファグ選手のトリオは3人で交代しながら決勝レースを見据えたセットアップのメニューを進め、フリープラクティス2は13番手。さらにフリープラクティス3は5番手に。3名のドライバーはロングランでのマシンバランスに満足しているようでした。

現地時間午後5時30分からは予選が行われ、今回はフリープラクティスでブロンズドライバーの中でも上位のアベレージラップを刻んでいた星野敏選手がアタックを担当。しかし予選ではアンダーステアに悩まされたこともあり、1分48秒957のベストタイムで9番手につけました。

決勝レースは7月10日(日)現地時間午後0時(日本時間午後7時)にスタートします。9番手から6時間のレースで、昨年のように上位まで追い上げを目指していきます。たくさんのご声援よろしくお願い致します。

【タイムスケジュール / Time schedules】

■7月10日(日)/ 10th July
・12:00-18:00 (日本 19:00-25:00) 6 Hours of Monza

▼▽ライブタイミングはこちらから▽▼
https://live.fiawec.com/

▼▽日本での視聴はJ SPORTS/J SPORTSオンデマンドより▽▼
https://www.jsports.co.jp/motor/wec/

7月9日(土)、宮城県のスポーツランドSUGOでENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第3戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』の公式予選が行われました。
この日のSUGOは朝から細かい雨が降ったり止んだりと非常に難しいコンディションで、#47 D’station Vantage GT8Rが参加するST-1クラスの走行枠となった予選グループXで、なぜか雨脚が強くなってしまう状況となりました。

そんななか、D’station Vantage GT8RはAドライバーの浜健二選手が1分37秒153を記録。Bドライバーの織戸学選手が1分38秒870をマークし、ST-1クラスの2番手につけました。ただ、ST-X/ST-Z/ST-Q/ST-1が走るグループ1のなかでは、ST-Z/ST-Q車両が走った予選でのコンディションが良く、ST-Z/ST-Q車両が総合予選順位でST-XとST-1を先行する珍しい状況になっています。

7月10日(日)午後2時からの決勝レースでは後方グリッドからのスタートとなりますが、クラス優勝を目指していきます。ご声援よろしくお願い致します。

▼▽ライブタイミングはこちらから▽▼
https://www.supertaikyu.live/timings/index.html

▼▽Youtube Live▽▼
https://youtu.be/3ixQL1Xw89Y

7月8日(金)〜10日、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで、2022年FIA世界耐久選手権シリーズ第4戦モンツァ6時間レースが開催されます。D’station Racingは、星野敏選手/藤井誠暢選手/チャーリー・ファグ選手のトリオで、世界で3番目にできた長い歴史をもち、今年で100周年を迎える伝統の名コースでのレースに挑みます。チームにとっては2021年、終盤に世界のファンを熱狂させたバトルを展開、表彰台を獲得した思い出のコースです。

そんなレースウイークに向けて、7月7日(木)にドライバーがサーキット入り。7月8日(金)には、ドライバーやチームスタッフは有名なモンツァのオールドバンクにも立ち寄りながら、午前にトラックウォークを行いました。

現地時間午後3時30分から行われたフリープラクティス1では、藤井選手から星野選手、ファグ選手へと交代しながら走行。セットアップを進めていき、1分49秒540でアストンマーティン勢のトップで終えたものの、LM-GTE Amクラス11番手。直前の性能調整もあり、まだ全体的な競争力が見えない状況です。

7月9日(土)は2回のフリープラクティスと予選が行われます。今年のモンツァは気温30℃を越え昨年以上に路面温度も高く、ロングランで安定しているチームが6時間の決勝では上位に来ると予想されます。2日目も決勝に強いセットアップを煮詰めていきます。

【タイムスケジュール / Time schedules】

■7月8日(金)/ 8th July
・15:30-17:00 (日本 22:30-24:00) Free Practice 1

■7月9日(土)/ 9th July
・09:00-10:30 (日本 16:00-17:30) Free Practice 2
・13:30-14:30 (日本 20:30-21:30) Free Practice 3
・17:30-17:40 (日本 24:30-24:40) Qualifying – LMGTE

■7月10日(日)/ 10th July
・12:00-18:00 (日本 19:00-25:00) 6 Hours of Monza

▼▽ライブタイミングはこちらから▽▼
https://live.fiawec.com/

▼▽日本での視聴はJ SPORTS/J SPORTSオンデマンドより▽▼
https://www.jsports.co.jp/motor/wec/

7月8日(金)〜10日(日)は、2022年FIA世界耐久選手権シリーズ第4戦がモンツァ(イタリア)にて開催されます。日本から沢山のご声援を宜しくお願いいたします。

【タイムスケジュール / Time schedules】

■7月8日(金)/ 8th July
・15:30-17:00 (日本 22:30-24:00) Free Practice 1

■7月9日(土)/ 9th July
・09:00-10:30 (日本 16:00-17:30) Free Practice 2
・13:30-14:30 (日本 20:30-21:30) Free Practice 3
・17:30-17:40 (日本 24:30-24:40) Qualifying – LMGTE

■7月10日(日)/ 10th July
・12:00-18:00 (日本 19:00-25:00) 6 Hours of Monza

▼▽ライブタイミングはこちらから▽▼
https://live.fiawec.com/

▼▽日本での視聴はJ SPORTS/J SPORTSオンデマンドより▽▼
https://www.jsports.co.jp/motor/wec/

D’station Racing は社会貢献活動の一環として夏休み期間中の8月6日(土)に今年も御殿場工場を一般開放。昨年好評を頂いたお子様向けお仕事体験イベント「Kids Racing Garage Experience & Tour Hosted by D’station Racing」を実施いたします。普段は入れないレーシングチーム内で、実際にレースで活躍するレーシングマシンの掃除や軽いメンテナンス作業をお子様達に手伝って頂くことで、弊チームの活動やモータースポーツの魅力を味わって頂くイベントを実施いたします。

開催概要や申込方法は下記のプレスリリースをご覧ください。
今年も多数のご参加をスタッフ一同、心からお待ちしております。

■プレスリリース / 2022 Kids Racing Garage Experience & Tour Hosted by D’station Racing
https://dstation-racing.jp/pdf/2022/20220705.pdf

■申し込みフォーム
https://form.run/@dstationracing-1625439704

▶昨年のイベントレポート:https://dstation-racing.jp/news/2021080701.html
▶昨年のイベント動画:https://youtu.be/aCSTYoDKeOA

D’station Racingは、世界最高峰のバーチャルレースとしてル・マン24時間のレース主催者であるACOやFIA世界耐久選手権シリーズのオーガナイザーの監修により運営される、2022年/23年 ル・マン バーチャル シリーズ参戦(9月17日 バーレーンを舞台に開幕)にあたり、年間エントリードライバーのオンライン選考会を実施いたします。

書類による一次選考の後、二次選考では実際に競技で使用するPC用ソフトウェア「rFactor2」(アールファクター2)を用いて、指定するプライベートサーバー上で予選及び決勝シュミレーションを行い、年間エントリードライバー及びリザーブドライバーを選出いたします。

シリーズ初開催となった2021年/22年シリーズは、世界から38チーム、計173名のドライバーがエントリーし、F1、IndyCar、WEC、IMSA、FIA F2、FIA F3、Formula E、GT World Challengeなどで活躍する多くのプロドライバーに加え、世界のトップeスポーツドライバーの参戦し多くの注目を集めました。

選出者には当レース参戦を通じて、世界のトップバーチャルレースで活躍できるチャンスを幅広く提供いたします。

応募方法及び選考基準は以下をご覧ください。
多数のご応募をお待ちしております。

■プレスリリース
2022年-23年ル・マン バーチャル シリーズ参戦へ向けた eスポーツドライバーのオンライン選考会を実施
https://dstation-racing.jp/pdf/2022/20220627_J.pdf (日本語版)
https://dstation-racing.jp/pdf/2022/20220627_E.pdf (English version)

■申し込みフォーム
https://forms.gle/AA3sLSzZx1fMuauj6 (日本語版)
https://forms.gle/JZxFYxiif8S4JzEK7 (English version)

2022年6月4〜12日に開催されたFIA WEC世界耐久選手権第3戦・第90回ル・マン24時間耐久レース。世界三大レースのひとつに挑んだD’station Racingの2回目の挑戦は、決勝レースまで大いに手ごたえを得ていましたが、決勝レースはマシントラブルにより悔しいリタイアという結果となりました。

そんな一戦のレースレポートを下記に掲載しました。是非、ご覧ください。

■詳細はこちら
https://dstation-racing.jp/pdf/2022/Dstation_WEC_2022_round3.pdf

FIA WEC世界耐久選手権第3戦・第90回ル・マン24時間耐久レースは6月11日(土)、晴天のもと決勝レースのスタートが切られました。グランドスタンドやキャンプエリアに多くのファンが戻り、これぞル・マンという雰囲気のもと、星野敏選手/藤井誠暢選手/チャーリー・ファグ選手の3人がドライブするD’station Racingの#777 アストンマーティン・ヴァンテージAMR GTEは、藤井選手がスタートドライバーを務めました。

藤井選手は17番手からスタートすると、序盤からマシンをセーブしながらもバトルを勝ち抜きながらポジションを上げていき、ダブルスティントをこなした後、ファグ選手に交代。こちらもダブルスティントを走り、1時間後には15番手、2時間後には9番手、3時間後には6番手とポジションを上げていきます。

その後、星野選手もダブルスティントを走り最初の大役をこなした後、夜を迎えたレースで藤井選手、ファグ選手と交代しながら走行を続けていましたが、7時間52分を走った時点でファグ選手がヴァンテージAMR GTEに異常を感じ取りました。ピットイン後チェックを行いましたが、シャシーのメンバーにダメージが見つかり、コース内では修復が不可能という判断が下され、残念ながらリタイアが決まりました。

今季は絶えずトップ10を争い、上位争いができる手ごたえを感じ取っていただけに悔しい結果となりました。しかし2023年も再度チャレンジしたいと考えています。今季は富士戦も復活の予定となっておりますが、WECの残りシーズン、そして来季と挑戦を続けていきます。日本からもたくさんのご声援、ありがとうございました。

詳細なレースレポートは今後お届け致します。

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