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ピレリスーパー耐久シリーズ第4戦『もてぎスーパー耐久 5 Hours Race』は11月22日(日)、5時間の決勝レースが行われました。星野敏選手/藤井誠暢選手/近藤翼選手がドライブする#777 D’station Vantage GT3は、前戦同様に星野選手がスタートドライバーを担当。ポールポジションからレースを戦います。しかし3周目、今回全クラス混走だったレースの難しさがD’station Vantage GT3を襲います。星野選手はST-5クラスのマシンをオーバーテイクしようとコーナーにターンインするものの接触を喫してしまい、右フロントの足回りを痛めスローダウン。ガレージで修復を行い、この時点でトップから5周の差がついてしまいました。

修復後、星野選手、そして近藤選手、藤井選手と全員がハイペースで走り、最後は星野選手にふたたび交代。素晴らしい追い上げをみせたものの、最終的にD’station Vantage GT3は4位でチェッカーを受けることになりました。悔しいレースとなりましたが、次戦へ向けふたたび速さと強さを追求していきます。

D’station Racingを応援してくださっている皆さま、いかがお過ごしでしょうか。本日はひさびさにD’station Racing御殿場工場からレーシングチームのルーティン業務を少しご紹介したいと思います。

各レースの遠征を終え工場に戻ると、マシンはレース後のアライメント数値を取るためにセットダウンを行います。その後、ボディカウル類を外し、駆動系、ブレーキ関連、トランスミッション関連まで分解し、各部のメンテナンスやオーバーホール作業を進めていきます。

そして、エンジニアはレース後のデータを分析し、イギリスのアストンマーティン・レーシング(AMR)のエンジニアとの情報共有のミーティングやドライバーとのミーティングを行い、次戦に向けたセットアップや戦略を進めていきます。

チームマネージャーは、経費の管理、ホテル手配や主催者とのやり取りに加え、イギリスのプロドライブ社(AMR)へのパーツ手配やロジスティクス管理等、チーム運営に付随する多くの業務をこなしています。

7月の開幕以降、SUPER GTやスーパー耐久のレースやテストに加え、スポーツ走行のプログラム等、忙しいスケジュールで稼働しているD’station Racingですが、約1週間のインターバルを挟み、来週のSUPER GT第6戦 鈴鹿、スーパー耐久第3戦 岡山、SUPER GT第7戦 もてぎと3週連続のレースが控えています。後半戦での好成績を目指していきますので、引き続きD’station Racingへのご声援、よろしくお願い申し上げます。

2020年ピレリ・スーパー耐久シリーズ Rd2 SUGOのフォトギャラリーを公開いたしました。

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ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』は10月11日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOで午後1時からGr-1の決勝レースが行われました。星野辰也選手/織戸学選手/篠原拓朗選手/浜健二選手組#47 D’station Vantage GT4は、織戸学選手がスタート直後から2番手につけ、トップを走る#3 メルセデスを追い、54周を終えピットイン。星野辰也選手に交代します。

星野選手は雨脚が強くなるなか、安定したペースでラップを重ね、途中無線が通じないトラブルがあったり、S字でのコースオフもあったものの、トップを守りながら83周目にピットインします。ただ、ピット作業時間にやや時間がかかり、アンカーを務めた篠原拓朗選手が好ペースで追い上げたものの、4位でチェッカーを受けることになりました。惜しくも表彰台は逃したものの、多くのポイントを重ねることに成功しています。

ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』は10月10日(土)、宮城県のスポーツランドSUGOで午前8時からフリー走行が行われました。台風14号の接近にともない、朝からヘビーウエットとなったSUGOですが、30分間の走行で星野敏選手/藤井誠暢選手/近藤翼選手組777号車D’station Vantage GT3は11周を走り1分37秒999で2番手に。星野辰也選手/織戸学選手/篠原拓朗選手/浜健二選手組47号車D’station Vantage GT4は13周を走り、1分44秒737というベストタイムでクラス4番手につけました。

当初の予定であれば、その後午前10時40分からGr-1の公式予選が行われる予定でしたが、直前のGr-2の予選時から雨脚が強くなってしまったことから、Gr-1の公式予選は中止に。スターティンググリッドは第1戦富士の結果から決定することになりました。10月11日(土)は午後1時からGr-1のスタートが切られます。

公式練習からスピードをみせ、決勝レースでも今季最上位フィニッシュを間近にしていながら、突然のガス欠症状によりスローダウンを喫したPACIFIC NAC D’station Vantage GT3の第4戦レースレポートを下記に掲載しました。ぜひご覧ください。

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https://dstation-racing.jp/pdf/2020/Dstation_sgt_2020_round4.pdf

2020年ピレリ・スーパー耐久シリーズ Rd1 富士24時間レースのフォトギャラリーを公開いたしました。

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9月5日(土)の午後3時にスタートが切られたピレリスーパー耐久シリーズ第1戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』。ST-Zクラスに参戦した星野辰也選手/織戸学選手/篠原拓朗選手/銘苅翼選手/浜健二選手組D’station Vantage GT4は、序盤から織戸選手がライバルたちと熾烈な戦いを展開していきます。

途中、強い雨のためにレースは赤旗となってしまい、午後10時30分まで中断されてしまいますが、再開後もD’station Vantage GT4は力強い走りを披露。途中ペナルティなどもありましたが、僚友D’station Vantage GT3の分もしっかりとフィニッシュまで走りきり、見事ST-Zクラスの3位表彰台を獲得しました!

9月5日(土)の午後3時にスタートが切られたピレリスーパー耐久シリーズ第1戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』。ポールポジションからスタートした星野敏選手/藤井誠暢選手/近藤翼選手/元嶋佑弥選手組D’station Vantage GT3は、スタートから好調な走りをみせ、星野選手に交代、さらに近藤選手に交代するまでは、プランどおりのパーフェクトなレースを展開していきました。

しかし近藤選手に交代した直後の午後5時39分ごろ、13コーナーで右リヤのハブにトラブルを抱えてしまいます。D’station Vantage GT3はリペアエリアで修復を受けますが、その頃には強い雨のため赤旗中断に。遅れを取り戻すチャンスと言えました。

ただリペアエリアから戻った後、さらに別のハブにトラブルが見つかり、その後も複数回同じトラブルに悩まされ続けてしまいます。これまで1年以上に渡ってトラブルがなかった箇所だっただけに不可解な事象でしたが、最終的に再コースイン後も元嶋選手のドライブ中に同じトラブルが起きた後、チームは安全上の理由とライバルたちに迷惑をかけてはならないとして、残念ながらリタイアを決断しました。

トラブルの原因は現在イギリスのAston Martin Racingとともに解析しており、早急に対策を練っていきます。応援してくださった皆さま、ご声援ありがとうございました。

9月4日(金)、ピレリスーパー耐久シリーズ第1戦富士24時間の公式予選が行われました。ST-Xクラスに参戦するD’station Vantage GT3は、まずはAドライバー予選を星野敏選手が担当。ここで星野選手は、1分41秒915というタイムで、2番手に1.6秒もの大きな差を築く圧倒的な速さをみせます。続くBドライバー予選は藤井誠暢選手が担当。ここではアンダーステアに苦しみますが、藤井選手がしっかりと1分40秒870というタイムにまとめ、合算で3分22秒843という結果となり、見事富士24時間のポールポジションを獲得しました!

その後、Cドライバー予選では近藤翼選手が1分42秒060でトップタイム。Dドライバー予選では今回起用する元嶋佑弥選手が1分42秒111でこちらもトップタイムとなりました。とはいえ、長丁場の24時間レースということもあり、D’station Racingは予選後、長いミーティングを行いレースに向けて備えました。明日の決勝日は10時10分からウォームアップ走行が行われますが、D’station Vantage GT3のフィーリングを確認し、長いレースに臨んでいきます。

一方、ST-Zクラスに参戦するD’station Vantage GT4は、まずは星野辰也選手がAドライバー予選で1分50秒164をマーク。続くBドライバー予選では、織戸学選手が1分49秒487をマークし、総合9番手/ST-Zクラス3番手とこちらも好位置につけています。Cドライバー予選は篠原拓朗選手が、Dドライバー予選は銘苅翼選手が担当。E/Fドライバーフリー走行でも浜健二選手がしっかりとラップを重ね、激戦のST-Zクラス優勝に向け周回を重ねました。

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