4月29日~5月1日に、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されましたWEC世界耐久選手権第1戦。D’station Racingにとって記念すべきデビュー戦となりましたが、そのWEC第1戦スパのレースレポートを下記に掲載しました。是非、ご覧ください。
■詳細はこちら
https://dstation-racing.jp/pdf/2021/Dstation_WEC_2021_round1.pdf
4月29日~5月1日に、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されましたWEC世界耐久選手権第1戦。D’station Racingにとって記念すべきデビュー戦となりましたが、そのWEC第1戦スパのレースレポートを下記に掲載しました。是非、ご覧ください。
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2021年 FIA世界耐久選手権 第1戦(スパ・フランコルシャン)のフォトギャラリーを公開しました。
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2021.05.02
5月1日(土)、ベルギーのスパ・フランコルシャンで2021年FIA世界耐久選手権シリーズ第1戦「スパ・フランコルシャン6時間レース」の決勝レースが現地時間の13時30分~19時30分(日本時間 20時30分~26時30分) に行われました。
#777 D’station Racingは、公式予選のタイム抹消により最下位スタートより藤井誠暢選手がスタートドライバーを担当しました。
スタートを担当する藤井選手は、スタート直後からアグレッシブにポジションアップを狙っていき、同じく予選ノータイムにより後方スタートとなった#77 Dempsey – Proton Racingのマット・キャンベル選手とのバトルを展開しながら次々とオーバーテイクを繰り返しポジションアップをしてきます。そして、最後尾スタートより2番手までポジションアップを果たし、1時間の乗車時間が経過した25周目に1回目のピットインを行います。
給油とタイヤ交換のルーティンピット作業を終えて、第2スティントは星野敏選手が担当します。レギュレーションによりブロンズドライバーの最低乗車時間が1時間40分と定められており、星野選手がダブルスティントを走行する戦略で第2・第3スティントを連続で担当します。同じ第2スティントにはブロンズドライバーも多く走行していましたが、星野選手は77 Dempsey – Proton Racingのクリスチャン・リード選手や、#98 Aston Martin Racingのポール・ダララナ選手らとバトルを行いながら安定したアベレージラップで5番手を走行。難コースのスパ・フランコルシャンで約2時間のダブルスティントの役目をしっかりと果たしてピットイン。
給油とタイヤ交換のルーティンピット作業を終えて、第3、第4スティントをダブルスティントで担当するアンドリュー・ワトソン選手へ交代します。アンドリュー選手も同じ時間帯に走行するシルバードライバーとのバトルを行いながら、1分15秒~16秒台のハイペースで安定したラップで担当スティントを進めていき、レース開始から5時間が経過したタイミングで最後のピットインを行います。
チェッカードライバーとなる第6スティントは藤井誠暢選手が再び担当します。藤井誠暢選手は15秒差で1つ前の6位を走行する#98 Aston Martin Racingのアウグスト・ファルフス選手を最後まで追いかけながら、現地時間の19時30分に7位入賞でチェッカーフラッグを受けました。
#777 D’station RacingのFIA世界耐久選手権デビュー戦となる、第1戦 スパ・フランコルシャンは最下位スタートよりノーミス・ノートラブルで6時間の長丁場を走り切り7位入賞で終えることができました。次回は6月12日~13日にポルトガルのアルガルヴェ・インターナショナル・サーキットで開催されます。
引き続き日本から沢山のご声援を宜しくお願いいたします。
2021.05.01
4月30日(金)、ベルギーのスパ・フランコルシャンで2021年FIA世界耐久選手権シリーズ第1戦の公式予選が行われました。
29日(木)のフリープラクティス1回目では、アンドリュー・ワトソン選手が2分15秒788を記録し12番手。30日(金)のフリープラクティス2回目では藤井誠暢選手が2分15秒082を記録し6番手。フリープラクティス3回目ではアンドリュー・ワトソン選手が2分15秒311を記録し9番手で、計3回のフリープラクティスを終えています。
星野敏選手もフリープラクティス3回目では、予選に向けたタイムアタックシュミレーションを行い、ブロンズドライバーの中で上位タイムを記録し手応えを掴んで予選を迎えました。
現地時間の18時20分~18時30分(日本25時20分~25時30分)に行われた公式予選では、今シーズンよりLMGTE-AMクラスのレギュレーション変更により、ブロンズドライバーが予選タイムアタックを行うことから#777 D’station Racingは星野敏選手が公式予選へ挑みました。
しかし、予選開始から3分後に#77 Dempsey – Proton Racingがスパ・フランコルシャンの名物高速コーナー「オー・ルージュ」で大クラッシュをするアクシデントにより赤旗中断となりました。その後、18時36分に公式予選が再開されるも、#56 Team Project 1も同じくオー・ルージュで大クラッシュをするアクシデントにより再び赤旗中断となりました。
2度目の赤旗再開後、星野敏選手は路面温度が下がり滑りやすい路面で上手くタイヤを温め、計測1周目のセクター1で自己ベストタイムを記録するも、トラックリミットオーバーのタイム抹消により、2周目に再びアタックを行いました。しかし、このラップもトラックリミットオーバーのタイム抹消となり、残念ながら予選タイム無しの最下位で公式予選を終えました。
明日、5月1日(土)は、現地時間13時30分~19時30分(日本時間20時30分~26時30分)に6時間の決勝レースが行われます。ノーミス・ノートラブルで最下位から上位進出を目指していきます。日本から沢山のご声援を宜しくお願いいたします。
2021.04.28
4月28日(水)、静岡県の富士スピードウェイでスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankookの公式テストが行われました。
#777 D’station Vantage GT3は、星野敏選手と藤井誠暢選手がWEC世界耐久選手権のため渡欧中であることから、近藤翼選手が富士SUPER TEC 24時間レースに向けてひとりで周回を重ねました。ふだんはこういったケースは非常に少なく、近藤選手は「すごく貴重な機会をいただいています」と充実した表情で走り込みました。
一方、ST-Zクラスの星野辰也選手/織戸学選手/篠原拓郎選手/浜健二選手組#47 D’station Vantage GT4は、織戸選手以外のメンバーが交代しながらドライブしつつ、中山友貴選手など富士SUPER TEC 24時間レースを見据え新たなドライバーがD’station Vantage GT4のステアリングを握り、スポーツ走行枠も使いながら、精力的にラップを重ねました。
2021.04.28
4月26日(月)~27日(火)は、ベルギーのスパ・フランコルシャンで、2021年FIA世界耐久選手権のプロローグテストが行われました。
1日目午前のセッションでは、星野敏選手が走行中にスパ・フランコルシャンの名物高速コーナー「オー・ルージュ」で、デブリによる左リアタイヤのバーストでバランスを崩しマシンのフロント部分を大破するクラッシュに見舞われましたが、チームクルーの素晴らしい仕事によりわずか一夜でマシンは完全に修復され、2日目の走行を迎えることができました。
2日目午前のセッションでは、マシンの修復確認を軸にアンドリュー・ワトソン選手と星野選手がマシンをシェアしながら計21周を走行。アンドリュー選手が1分17秒191を記録して12番手で終えています。午後のセッションでは、星野選手、藤井誠暢選手、アンドリュー選手の順に計62周を走行。藤井選手が1分16秒088を記録し9番手で終えています。星野選手も難コースのスパ・フランコルシャンを早いスピードで攻略していき、午後のセッションでは好タイムを記録。マシンのセットアップやタイヤ比較のメニューを行い、2日間のプロローグテストが終了しました。
いよいよ、4月29日(木)~5月1日(土)は、2021年FIA世界耐久選手権 第1戦を迎えます。
日本から沢山のご声援を宜しくお願いいたします。
【タイムスケジュール / Time schedules】
■ 4月29日(木)/ 29th, April
・15:30-17:00 (日本22:30-24:00) Free Practice 1
■ 4月30日(金)/ 30th, April
・09:30-11:00 (日本16:30-18:00) Free Practice 2
・14:00-15:00 (日本21:00-22:00) Free Practice 3
・18:20-18:30 (日本25:20-25:30) Qualifying – LMGTE
■ 5月1日(土)/ 1st, May
・13:30-19:30 (日本20:30-26:30) 6 Hours of Spa-Francorchamps
2021.04.27
今週の4月26日(月)〜27日(火)はプロローグテストが、4月29日(木)〜5月1日(土)は、2021年FIA世界耐久選手権(FIA World Endurance Championship)第1戦がスパ・フランコルシャン(ベルギー)にて開催されます。
#777 D’station Racingは星野敏選手 / 藤井誠暢選手 / アンドリュー・ワトソン選手のトリオで挑みます。
日本から沢山のご声援を宜しくお願いいたします。
【タイムスケジュール / Time schedules】
■ 4月26日(月)/ 26th, April
・10:00-12:00 (日本17:00-19:00) Test Session 1
・14:00-18:00 (日本21:00-25:00) Test Session 2
■ 4月27日(火)/ 27th, April
・09:05-12:00 (日本16:05-19:00) Test Session 3
・14:00-17:00 (日本21:00-25:00) Test Session 4
■ 4月29日(木)/ 29th, April
・15:30-17:00 (日本22:30-24:00) Free Practice 1
■ 4月30日(金)/ 30th, April
・09:30-11:00 (日本16:30-18:00) Free Practice 2
・14:00-15:00 (日本21:00-22:00) Free Practice 3
・18:20-18:30 (日本25:20-25:30) Qualifying – LMGTE
■ 5月1日(土)/ 1st, May
・13:30-19:30 (日本20:30-26:30) 6 Hours of Spa-Francorchamps
2021年 スーパー耐久シリーズ Rd2(スポーツランドSUGO)のフォトギャラリーを公開いたしました。
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2021.04.18
4月18日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOでスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第2戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』の決勝レースが行われました。
ST-Xクラスの星野敏選手/藤井誠暢選手/近藤翼選手組#777 D’station Vantage GT3は、序盤星野敏選手がドライブし、4番手争いを展開。少しずつ首位とのギャップが広がっていくも、きっちりと35周を走りきりピットイン。藤井誠暢選手に交代します。
レース中盤、藤井選手は安定したペースで前を追い、41周を走ると近藤翼選手に交代。終盤に向け追い上げをみせましたが、SPコーナーで発生したアクシデントにより、セーフティカーが導入され、さらに赤旗中断となってしまいます。ただレースは午後4時43分に再開。残りわずかの超スプリントレースとなりました。
この時点でD’station Vantage GT3は2番手。リスタート後、近藤選手は首位の#16 ポルシェを追いますが少しずつ離される展開となり、さらに終盤、3番手の#290 マクラーレンが接近しますが、近藤選手は最後までポジションを守り2位でフィニッシュ。第1戦の優勝に続き2位表彰台を獲得しました。
2021.04.18
4月18日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOでスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第2戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』の決勝レースが行われました。
ST-Zクラスの星野辰也選手/織戸学選手/篠原拓郎選手/浜健二選手組#47 D’station Vantage GT4は、序盤からスタートドライバーの織戸学選手が、非常に激しいトップ争いを展開。20周目にはバトルの間隙を突き首位に浮上すると、53周という長丁場を走るとピットに向かい、星野辰也選手に交代。ピットアウト後、やや順位を落とすことになりますが、星野選手も非常に高いペースを保ちながら、5番手をキープしたまま34周を走り、篠原拓朗選手に交代しました。
篠原選手は5番手から表彰台圏内に向けて追い上げを図りますが、レースも残り45分を切ろうかというタイミングで、SPコーナーで発生したアクシデントにより、セーフティカーが導入され、さらに赤旗中断となってしまいます。ただレースは午後4時43分に再開。残りわずかの超スプリントレースとなりました。
ここで篠原選手には、ピットから表彰台奪取の指令が飛びます。それに応えた篠原選手は、前を行く#311 GR Supraをかわし4番手に浮上するも、3番手の#500 メルセデスAMGはなかなかかわすことができません。しかしファイナルラップ、最終コーナーのアウト側から並びかけるとわずか前でフィニッシュラインを通過!
D’station Vantage GT4は0.1秒差で3位表彰台を掴み取りました。