7月21日、ピレリ スーパー耐久シリーズ第4戦『TKU スーパー耐久レース in オートポリス』の決勝レースが、大分県日田市のオートポリスで行われました。ST-Xクラスに参戦したD’station Vantage GT3は、星野敏選手/藤井誠暢選手/近藤翼選手のトリオで挑み、藤井選手がスタートドライバーを務めました。
ウエット路面のなか、藤井選手は序盤からトップを走る#1 GT-Rとバトルを演じますが、路面が乾き始めるにつれて後続のライバルたちもペースを上げてきます。そんな戦いのなか、2番手につけた藤井選手は、きっちり第1スティントをこなし近藤翼選手に交代。近藤選手はドライコンディションに転じた長いスティントのなかで快走をみせ、D’station Vantage GT3はトップに浮上しました。
近藤選手から星野敏選手に交代し、きっちりとバトンを繋いだD’station Vantage GT3は、トップのまま残り1時間22分のタイミングで、星野選手からふたたび藤井選手に交代。優勝を目指しピットアウトしましたが、不安定な天候で一気に雨が降り出し、残り1時間でピットイン。ウエットタイヤに交換します。
しかしこのタイミングで、左リヤタイヤの交換でわずかに時間がかかってしまったD’station Vantage GT3は、僅差で#1 GT-Rの先行を許すことに。藤井選手は終盤の追い上げを狙いますが、強い雨のためセーフティカー導入。さらに霧も深まり、残り13分で赤旗終了となりました。
D’station Vantage GT3にとっては惜しくも優勝を逃す結果となってしまいましたが。新車のVantage GT3は初戦で2位表彰台という結果を残しました。皆さま応援ありがとうございました。