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7月30日(木)、富士スピードウェイでピレリスーパー耐久シリーズの公式テストが行われました。D’station Racingは、ST-Xクラスの#777 Aston Martin Vantage GT3を星野敏選手/藤井誠暢選手/近藤翼選手というおなじみのトリオに加え、海外で豊富な実績を残してきた金丸ユウ選手を起用。4人でステアリングを握りました。
一方ST-Zクラスでは日本初登場となる#47 Aston Martin Vantage GT4に、星野辰也選手/浜賢二選手/織戸学選手という3人に加え、若手の篠原拓朗選手、銘苅翼選手を加え5人体制で臨みました。

この日の富士スピードウェイは、午前10時30分からのセッション1走りはじめこそ曇天だったものの、ポツポツと雨が降り出し、路面はウエットに。そんななか、#777 Vantage GT3の藤井誠暢選手が早々にマークした1分47秒116でST-Xクラスのトップタイムに。一方#47 Vantage GT4は、織戸学選手が記録した1分55秒918がST-Zクラスのトップタイム。両クラスともトップ発進をみせました。

午後2時50分からスタートしたセッション2は、曇天のもとドライでの走行となりましたが、ここでも#777 Vantage GT3は藤井誠暢選手が1分41秒103えをマーク。ライバルとのタイム差は僅差ながら、ここでもトップタイムに。#47 Vantage GT4は、織戸学選手が1分50秒326をマークし、4番手につけました。
この日は、午後6時50分から富士24時間に向けたナイトセッションも設けられましたが、D’station Racingの2台は、霧雨のなかナイトランの義務周回をこなしながら、セットアップでも好材料を見つけ、ここでも藤井誠暢選手が1分41秒912というトップタイムを記録。全セッション首位で終えることに成功しました。#47 Vantage GT4も1分58秒159を記録し、トラブルなくテストを終えています。D’station Racingにとって実り多きテストとなりました。

新型コロナウイルスの影響で大きく遅れたものの、いよいよ迎えた2020年SUPER GT第1戦富士。PACIFIC NAC D’station Vantage GT3は藤井誠暢選手とケイ・コッツォリーノ選手のふたりが上位での戦いを展開し、10位でフィニッシュ。見事今季開幕戦で貴重な1ポイントを獲得しました。そんな一戦のレースレポートを下記に掲載しました。ぜひご覧ください。

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https://dstation-racing.jp/pdf/2020/Dstation_sgt_2020_round1.pdf

2020年SUPER GT Rd1 富士スピードウェイのフォトギャラリーを公開いたしました。

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7月19日(日)、SUPER GT第1戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』の決勝レースが66周で行われました。13番手からスタートしたPACIFIC NAC D’station Vantage GT3は、藤井誠暢選手がステアリングを握り、まず12番手に順位を上げると、ライバルと接近戦を展開。上位のトラブルもあり、ポイント圏内に浮上します。さらに19周目には8番手、他車のピットインにより5番手まで順位を上げ、27周を終えピットイン。ケイ・コッツォリーノ選手に交代しました。

代わったコッツォリーノ選手も安定したペースで周回を重ね、#4 メルセデスとのバトルを制し9番手に浮上しますが、終盤#4 メルセデスに再度先行され、10位でチェッカーフラッグを受け1ポイントを獲得しました。

1ポイントですが、現行のアストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3にとって、初のGT300クラスでのポイント獲得を果たしました。何より、悔しいレースが続いた2019年の雪辱を晴らす、チーム一丸となって得た貴重な1ポイントです。今回のレースで得られたことも多く、第2戦に向けてさらなる改良を加えていきます。応援してくださった皆さま、ありがとうございました!

7月19日(日)、SUPER GT第1戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』の公式予選が行われました。PACIFIC NAC D’station Vantage GT3は、公式予選Q1のにA組から挑みました。ステアリングを握った藤井誠暢選手は積極的にアタックを仕掛け、1分37秒812をマーク。見事A組の4番手でQ2進出を果たします。

続いて行われたQ2では、ケイ・コッツォリーノ選手がアタックを担当。1分37秒883というタイムで13番手につけ、この後午後3時から行われる決勝レースに挑みます。PACIFIC – D’station Racingへのご声援、よろしくお願いします!

7月18日(土)、SUPER GT第1戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』の公式練習が行われました。当初16時からスタートする予定のセッションでしたが、富士スピードウェイは深い霧に包まれてしまい、走行は大幅にディレイとなってしまいます。

PACIFIC – D’station Racingもピットでステイを強いられますが、霧も晴れ、午後5時15分に走行がスタート。PACIFIC NAC D’station Vantage GT3は藤井誠暢選手がステアリングを握りコースインしました。
途中、藤井選手からケイ・コッツォリーノ選手に交代し19周を走行した後、日曜午前に予定されている公式予選に荒天が予想されており、その場合公式練習の順位がグリッドになることから、ふたたび藤井選手に交代し、アタックをかけます。藤井選手はこのなかで1分37秒861というタイムをマークし、18番手で公式練習を終えました。

「今回、公式テストから鈴鹿でのテストを経て、方向性を大きく変えて来ましたが、フィーリングはすごく良くなっています。決勝レースを重視したセットアップで持ち込んでいるので、悪くない順位ではないでしょうか。タイムももう少し出たと思いますが、明日もしレースがウエットだった場合、チャンスがあると思います。コッツォリーノ選手もたくさん周回してもらい、クルマにも慣れることができたと思います」と藤井選手はコメントしました。

7月19日(日)は午前9時30分から公式予選がスタートします。PACIFIC – D’station Racingへのご声援、よろしくお願いします!

いよいよ7月18日(土)から、AUTOBACS SUPER GT第1戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』が開幕します。PACIFIC – D’station Racingは、藤井誠暢選手のパートナーとして登録していたニッキー・ティーム選手の来日に向け、チーム、アストンマーティン・レーシングともさまざまな方法を模索してきましたが、新型コロナウイルス感染症に対する入国制限の影響があり、最終的に第1戦に向け、ティーム選手に代わってケイ・コッツォリーノ選手の起用を決定しました。

コッツォリーノ選手は、イタリア人の父と日本人の母をもつドライバーで、英語をはじめ語学も堪能。全日本選手権フォーミュラ・ニッポン参戦など、速さと経験をもつドライバーです。近年はFIA WEC世界耐久選手権に参戦し、ワークスドライバーたちと同等の速さをみせているほか、PACIFIC NAC D’station Vantage GT3が装着するミシュランタイヤの経験も豊富で、PACIFIC – D’station Racingとしてティーム選手の代わりを十分担ってくれるドライバーとして起用しました。

この日、藤井誠暢選手とミシュランのアパレルを着用し富士スピードウェイに入ったコッツォリーノ選手は、すでに先日鈴鹿サーキットで行われたテストでPACIFIC NAC D’station Vantage GT3のステアリングを握り、車両にもタイヤにもすでに慣れています。

「SUPER GT参戦は2年ぶりですが、今回は“新しい挑戦”だと思っています」とコッツォリーノ選手はコメントしました。

「PACIFIC – D’station Racingは非常にプロフェッショナルで、経験豊富なスタッフも多く、藤井選手を中心にまとまっていると感じました。また、今はリモートという形ですが、イギリスのアストンマーティン・レーシングとの連携も取れていて、まさにワークス体制のような感触を得ました。また僕はFIA WECでミシュランタイヤを履いており、今回アストンマーティンとミシュランの組み合わせは初めてですが、WECで得た感触と似ている部分も多数感じることができました」

「今回は無観客開催ということで、ファンの皆さんと接することはできませんが、その分、皆さんにとって“面白いレース”をしたいと思っています。長いレースですし、スタートからバトルやオーバーテイクがたくさんあるような、テレビにたくさん映るようなレースがしたいですね(笑)。ぜひ最後まで応援よろしくお願いします」

藤井誠暢選手とケイ・コッツォリーノ選手がドライブするPACIFIC NAC D’station Vantage GT3へのたくさんの応援をよろしくお願いします!

6月28日、富士スピードウェイでSUPER GTの公式テストのセッション3が午前10時30分からスタートしました。2日目の午前はあいにくの雨模様となってしまいましたが、PACIFIC – D’station Racingはこのセッションも藤井誠暢選手がステアリングを握り、テストメニューをこなしていきました。

雨のなか、藤井選手がドライブするPACIFIC NAC D’station Vantage GT3は速さをみせ、序盤からタイミングモニターの上位に位置し続けます。最終的には1分48秒677というベストタイムで、4番手でセッション3を終えました。

そして、午前2時20分からはセッション3がスタートしました。2日間のテストもこれが最後の走行となりましたが、雨が上がりウエットからドライに転じるコンディションのなか、藤井誠暢選手がドライブするPACIFIC NAC D’station Vantage GT3は序盤の2回の赤旗中断の後も、セットアップ変更を試みながら49周を走り、終盤の39周目に1分38秒284というベストタイムをマーク。14番手でテストを終えました。

「2日間のテストで、ドライもウエットも走行することができましたが、今日のセッション3でのウエット路面では、雨量が少ないときも含めて、トップ争いをできる十分な手ごたえを得ることができました」と藤井選手はテストを振り返りました。

「一方でドライでは1日目に比べていい感触を得られていますが、まだまだ課題はあると思っています。もう少しタイヤとクルマの合わせ込みをしなければならないですし、開幕へ向け努力を重ねていかなければいけないと思っています。ただ、タイヤの印象も悪くないですし、強みもあると思っています」

今回の2日間で、開幕前の公式テストはすべて終了。7月18〜19日に行われる第1戦に向け、チーム一丸となってPACIFIC NAC D’station Vantage GT3のパフォーマンスをさらに向上させていきます。引き続きPACIFIC – D’station Racingへのご声援、よろしくお願い申し上げます。(走行写真提供:GTA)

6月27日、富士スピードウェイでSUPER GTの公式テストのセッション1が午前10時からスタートしました。PACIFIC – D’station Racingはコースオープンから藤井誠暢選手にステアリングを委ね周回を重ねていきました。フルコースイエローの訓練なども行われたセッション1では38周をこなし、1分39秒161というベストタイムをマークしました。

そして、午後1時40分からはセッション2はスタートしました。PACIFIC – D’station Racingはこのセッションも藤井誠暢選手がステアリングを握り、テストメニューをこなしていきました。

曇り空のなか、藤井選手は43周をこなし、終盤の専有走行の時間帯の40周目に1分38秒390というベストタイムをマークしましたが、上位陣のタイムが良く、このセッションは24番手という結果となりました。6月28日は天候に不安もありますが、引き続きメニューをこなしていきます。引き続きPACIFIC – D’station Racingへのご声援、よろしくお願い申し上げます。(※写真提供:GTA)

D’station Racingを応援してくださっている皆さま、いかがお過ごしでしょうか。新型コロナウイルス感染拡大の影響のなか、チームとして必要最低限の情報発信に留めてきましたが、ひさびさにD’station Racing御殿場工場の様子をお届けします。

すでにSUPER GT、ピレリスーパー耐久シリーズとも2020年の新たなスケジュールが発行されましたが、D’station Racingのファクトリー内でもソーシャルディスタンシングを保ち、感染防止に気をつけながら、シリーズ延期の時間を有効に使い工場内でさまざまな設備の準備を進めてきました。新たなスタッフ、レーシングカーも加わり、開幕へ向け着実に準備を進めています。

SUPER GTでは6月27~28日に公式テストが、ピレリスーパー耐久シリーズは7月30日に富士スピードウェイでテストが行われる予定です。しばらくSUPER GTは無観客開催の予定で、ファンの皆さまとお目にかかれないのが寂しくはありますが、この情勢のなかでレースを戦えることに感謝をしつつ、精一杯がんばっていきたいと思います。

公式テスト等の様子は、またこのFacebookページやTwitterでもお届けしていきたいと思います。引き続きD’station Racingへのご声援、よろしくお願い申し上げます。

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