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5月26日、鈴鹿サーキットでSUPER GT第3戦の決勝レースが行われました。D’station Vantage GT3は藤井誠暢選手がスタートドライバーを担当し、19番手グリッドから追い上げを目指しますが、酷暑のなかフィーリングはいまひとつで、なかなかオーバーテイクには至りません。序盤、ミニマムスティントでタイヤ交換を行い、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手の追い上げに期待する戦略を採用しましたが、折り悪くセーフティカー導入へ。このSC退去後、21周を終えピット作業を行いました。

交代したオリベイラ選手は、ふたたびコースインし追い上げを図りますが、8周をこなしたときに突如パワーステアリングやシフトが作動しないことに気付きます。大幅にペースを落とし、なんとかD’station Vantage GT3をピットに戻しますが、電気系統のトラブルが発生しており、残念ながらリタイアという結果に終わってしまいました。
D’station Vantage GT3の特性上得意ではないかと思われていた鈴鹿サーキットでのレースですが、いいところなく終わってしまう悔しい結果となりました。D’station Racing AMRはこの悔しさをバネに、次戦タイへ挑みます。

5月25日、鈴鹿サーキットでSUPER GT第3戦の公式予選が行われました。D’station Vantage GT3は午前の公式練習から得られたデータをもとにセットアップを修正し、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手がドライブしてQ1に挑みました。鈴鹿サーキットはコース上のトラフィックがおきやすく、オリベイラ選手はセッション後半でタイムを出すべくウォームアップを行いました。

しかしオリベイラ選手がアタックに入ろうとした瞬間、ヘアピンコーナーでクラッシュ車両が発生してしまい、予選Q1は赤旗中断となってしまいました。一度アタックに入っていたタイヤで再開後タイムを狙うも、オリベイラ選手の実力をもってしてもやはり届かず。D’station Vantage GT3は19番手から明日の決勝レースを戦うことになりました。中断がなければ、オリベイラ選手のタイムはQ1突破に届く可能性が高かったため悔やまれるところですが、D’station Vantage GT3はまずはドライでの決勝レースをきっちり戦うことを目指していきます。

2019年SUPER GT Rd2富士のフォトギャラリーを公開いたしました。

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5月3〜4日、富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第2戦。D’station Racing AMRは、第1戦岡山での不運を乗り越え富士でのレースに臨み、ドライバーたちがチームの頑張りに応え予選では9番手を獲得しました。しかし、決勝では思わぬアクシデントがチームを襲ってしまいます。そんな第2戦のレースレポートを、D’station Racingのホームページにアップ致しました。ぜひご覧ください。

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https://dstation-racing.jp/pdf/2019/Dstation_sgt_2019_round2.pdf

5月4日、5万6000人という来場者を集め、SUPER GT第2戦富士の決勝レースが行われました。予選9番手からスタートしたD’station Vantage GT3は、藤井誠暢選手がステアリングを握り、スタート直前に降り出した強い雨のなか、序盤から9番手で上位を追う戦いをみせます。しかし9周目、100Rコーナーで藤井選手はリヤから強い振動を感じ、緊急ピットイン。左リヤタイヤが剥離してしまったための振動だったため、D’station Racing AMRはタイヤを交換。ふたたび藤井選手を送り出します。しかし22周目、ふたたび左リヤタイヤのパンクに見舞われてしまい、藤井選手は再度ピットイン。また、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手に交代してからもまた左リヤタイヤが剥離。なんと3回ものウエットタイヤのトラブルに見舞われてしまいました。

これでD’station Vantage GT3は完全にレースの勝負権を失ってしまいましたが、コースコンディションがドライに転じた後はタイヤのトラブルはなく、今後に向けたデータ収集も兼ね、粘り強くレースを戦い続けました。藤井選手にふたたび交代した後、86周まで周回を重ね、27位でチェッカーフラッグを受けています。
チーム、そしてAMRのエンジニアは、このウエットタイヤのトラブルについて解析を進めていますが、まだ原因は特定できていません。とは言え、レース後半に得た収穫を活かすべく、チームは一丸となって次戦となる第3戦鈴鹿に向けて準備を進めていきます。D’station Vantage GT3を応援してくださった皆さま、ありがとうございました。

SUPER GT第2戦富士『FUJI GT 500km RACE』は5月3日、公式予選が行われました。D’station Vantage GT3は、予選Q1をジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手が担当。「公式練習のときはQ1突破は厳しいかと思っていたけれど、チームがいい改良を加えてくれたよ」とオリベイラ選手は素晴らしいアタックを披露。1分37秒211というタイムで13番手につけ、Q2を担当する藤井誠暢選手に繋ぎます。
D’station Vantage GT3のステアリングを受け取った藤井選手は、「クルマは本当にバランスがいいです。予選は完璧に決めることができましたが、まさかこのタイムが出るとは」と本人も驚きの快走をみせ、1分36秒902というベストタイムで予選9番手を獲得しました!

「性能調整もあり、決勝は厳しいかもしれませんが……」という藤井選手ですが、ドライバーふたりともD’station Vantage GT3のバランスの良さ、タイヤへの優しさは大きな武器になると感じている様子。その武器を活かし、D’station Racing AMRは5月4日(土)の長丁場のレースを戦っていきます。

4月13〜14日、岡山国際サーキットで開催されたSUPER GT第1戦。D’station Vantage GT3にとってSUPER GTでの初レースとなりましたが、性能調整の影響もあり予選からやや苦戦を強いられてしまいました。決勝レースでは、雨のなか上位に進出できる手ごたえを感じつつも、D’station Vantage GT3をまさかのアクシデントが襲ってしまいました。そんな第1戦のレースレポートをアップ致しました。ぜひご覧ください。

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https://dstation-racing.jp/pdf/2019/Dstation_sgt_2019_round1.pdf

2019年SUPER GT Rd1岡山のフォトギャラリーを公開いたしました。

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4月14日、岡山国際サーキットでSUPER GT第1戦の決勝レースが行われました。予選では苦戦を強いられたD’station Vantage GT3ですが、雨中のレースではジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手がステアリングを握り、序盤からアストンマーティン・ヴァンテージGT3のバランスの良さを活かし快走をみせます。19番手グリッドから17番手、14番手と順位を上げたオリベイラ選手は、12周目に13番手までポジションアップ。ポイント圏内も見据える走りをみせます。しかし13周目、モスSコーナーで2台が接触し、その1台がバリアに跳ね返ると、差しかかったD’station Vantage GT3と激しくクラッシュしてしまいます。「バリアにヒットしたマシンが、突然僕の前に来た。どちらにも避けられない最悪のタイミングだった」というオリベイラ選手は、ヒットした後ウォールにクラッシュ。D’station Vantage GT3のSUPER GT開幕戦は突如終わりを告げてしまいました。

オリベイラ選手はメディカルに搬送された後、幸い怪我もなく戻ってくることができましたが、「とてもガッカリしているよ。今日はすごくマージンをとっていたし、リスクは何もとっていなかったから」と悔しい表情を浮かべました。D’station Racingにとっては、SUPER GTでは初めてとも言える大きなクラッシュとなってしまいました。ヴァンテージGT3での初レースを飾れなかった悔しさをバネに、次戦の挽回を目指します。

4月13日、SUPER GT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』は公式予選が行われました。Q1ではA組から出走したD’station Vantage GT3は、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手がアタックを担当しました。性能調整によりパワーの面で苦しい戦いを強いられているD’station Vantage GT3ですが、オリベイラ選手は果敢にアタックを敢行。一時はQ2進出も見える位置につけます。
しかし、最もタイヤのピークがあるタイミングで、富士公式テストでも発生したミッションのトラブルが起きてしまい、それが解消した翌周はタイヤのグリップが下がっていたりと、いまひとつかみ合わない予選となってしまい、Q2進出はならず。決勝レースは19番手からのスタートとなりました。4月14日の決勝は追い上げを目指します。

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