8月3日(土)、静岡県の富士スピードウェイで、約2ヶ月ぶりのレースウイークとなるSUPER GT第4戦『FUJI GT 350km RACE』の公式予選、公式練習が行われました。
第3戦鈴鹿では嬉しい初優勝をポール・トゥ・ウインで飾ったD’station Racingは、7月にスポーツランドSUGOで行われたテストを経て富士スピードウェイに乗り込み、午前9時からの公式練習に臨みました。気温29度/路面温度38度という暑さのなか、藤井誠暢選手、チャーリー・ファグ選手と交代しながらラップを重ねていきます。ただ、午前はフィーリングがいまひとつで、1分39秒411というベストタイムで23番手。ストレートスピードも苦しく、午前の公式練習のときには予選上位進出は厳しい状況となってしまいました。
しかし、苦しい状況を打開しようと、午後の公式予選までに藤井選手を中心にセットアップを大幅に変更。サポートレースで発生したオイル漏れの影響で5分遅れ、さらにタイム合算ではない形式で行われた予選に臨みました。
気温33度/路面温度54度という暑さのなか行われたQ1では、その大きく変更されたセットアップがフィット。さらに藤井選手が経験を活かし、他車のスリップストリームをうまく使い、1分38秒106というタイムを記録。Q1のA組トップに躍り出ました。続くQ2でも、ファグ選手が同様に他車のスリップストリームを使い1分38秒101を記録。4番手という好位置につけることができました。
第3戦鈴鹿に続き、好グリッドから決勝レースに臨むD’station Vantage GT3。ぜひ8月4日(日)のレースもご声援よろしくお願いします!