いよいよ7月18日(土)から、AUTOBACS SUPER GT第1戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』が開幕します。PACIFIC – D’station Racingは、藤井誠暢選手のパートナーとして登録していたニッキー・ティーム選手の来日に向け、チーム、アストンマーティン・レーシングともさまざまな方法を模索してきましたが、新型コロナウイルス感染症に対する入国制限の影響があり、最終的に第1戦に向け、ティーム選手に代わってケイ・コッツォリーノ選手の起用を決定しました。
コッツォリーノ選手は、イタリア人の父と日本人の母をもつドライバーで、英語をはじめ語学も堪能。全日本選手権フォーミュラ・ニッポン参戦など、速さと経験をもつドライバーです。近年はFIA WEC世界耐久選手権に参戦し、ワークスドライバーたちと同等の速さをみせているほか、PACIFIC NAC D’station Vantage GT3が装着するミシュランタイヤの経験も豊富で、PACIFIC – D’station Racingとしてティーム選手の代わりを十分担ってくれるドライバーとして起用しました。
この日、藤井誠暢選手とミシュランのアパレルを着用し富士スピードウェイに入ったコッツォリーノ選手は、すでに先日鈴鹿サーキットで行われたテストでPACIFIC NAC D’station Vantage GT3のステアリングを握り、車両にもタイヤにもすでに慣れています。
「SUPER GT参戦は2年ぶりですが、今回は“新しい挑戦”だと思っています」とコッツォリーノ選手はコメントしました。
「PACIFIC – D’station Racingは非常にプロフェッショナルで、経験豊富なスタッフも多く、藤井選手を中心にまとまっていると感じました。また、今はリモートという形ですが、イギリスのアストンマーティン・レーシングとの連携も取れていて、まさにワークス体制のような感触を得ました。また僕はFIA WECでミシュランタイヤを履いており、今回アストンマーティンとミシュランの組み合わせは初めてですが、WECで得た感触と似ている部分も多数感じることができました」
「今回は無観客開催ということで、ファンの皆さんと接することはできませんが、その分、皆さんにとって“面白いレース”をしたいと思っています。長いレースですし、スタートからバトルやオーバーテイクがたくさんあるような、テレビにたくさん映るようなレースがしたいですね(笑)。ぜひ最後まで応援よろしくお願いします」
藤井誠暢選手とケイ・コッツォリーノ選手がドライブするPACIFIC NAC D’station Vantage GT3へのたくさんの応援をよろしくお願いします!