5月26日、鈴鹿サーキットでSUPER GT第3戦の決勝レースが行われました。D’station Vantage GT3は藤井誠暢選手がスタートドライバーを担当し、19番手グリッドから追い上げを目指しますが、酷暑のなかフィーリングはいまひとつで、なかなかオーバーテイクには至りません。序盤、ミニマムスティントでタイヤ交換を行い、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手の追い上げに期待する戦略を採用しましたが、折り悪くセーフティカー導入へ。このSC退去後、21周を終えピット作業を行いました。
交代したオリベイラ選手は、ふたたびコースインし追い上げを図りますが、8周をこなしたときに突如パワーステアリングやシフトが作動しないことに気付きます。大幅にペースを落とし、なんとかD’station Vantage GT3をピットに戻しますが、電気系統のトラブルが発生しており、残念ながらリタイアという結果に終わってしまいました。
D’station Vantage GT3の特性上得意ではないかと思われていた鈴鹿サーキットでのレースですが、いいところなく終わってしまう悔しい結果となりました。D’station Racing AMRはこの悔しさをバネに、次戦タイへ挑みます。