11月24日、上海国際サーキットで2019-2020年アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)第1戦の決勝レースが行われました。
現地時間の午前9時45分にスタートした4時間の決勝レースでは、予選結果によりGTクラス3番手から、藤井誠暢選手がスタートドライバーを担当。好スタートを決めた藤井選手は、1コーナーで#51フェラーリを抜き去り、さらにS字コーナー手前で#27フェラーリを抜きトップに浮上。その後は、2位まで浮上してきた#88ランボルギーニと接近したトップ争いを続け、34周目にピットインしました。
第2スティントを担当した星野敏選手も、初走行の上海サーキットとは思えない安定したラップを刻み続け、途中FCYやSCの導入もあり変則的となった戦略にも完璧に対応し、第3〜第4スティントを連続で担当したロス・ガン選手に繋ぎます。
ロス・ガン選手は連続スティントにも関わらず、両スティントともに、速く安定したラップタイムを刻み続け、計55周もの長いスティントでAston Martin Racingのワークスドライバーらしい完璧な走りを披露しました。
そして、#77 D’station RacingのAston Martin Vantage AMR GT3は4時間レースで、計105周を走り切り、見事にトップチェッカーを受けることができました。
D’station Racingにとっては海外レースでの初優勝を達成しました。日本人スタッフとAMRスタッフの混成チーム体制による初挑戦でしたが、すべてのスタッフのが頑張りとチームワークが大きな力となり、初挑戦のアジアン・ル・マン・シリーズで優勝を果たすことができました。
日本からも沢山のご声援をありがとうございました。