3月11日(土)〜12日(日)、アメリカのセブリング・インターナショナル・レースウェイで2023年のFIA WEC世界耐久選手権の幕開けのイベントとなる公式テスト“プロローグ”が行われました。2日間4セッションに渡る走行が行われ、D’station Racingの777号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GTEは今季参戦する星野敏選手/藤井誠暢選手/キャスパー・スティーブンソン選手が交代しながら周回を重ね、たくさんのメニューを消化。開幕に向けた貴重なデータを集めました。
今回はキャスパー選手もたくさんのマイレージを重ねることになりましたが、定評どおり、スピードと順応性があり、チームも好印象を得ました。
プロローグではアストンマーティン勢はタイムの面ではやや苦しい状況でしたが、来週に迫った開幕戦は長い1000マイル(8時間)レースとなります。
レースウイークはさらにセットアップを煮詰め、まずは確実に完走を目指していきます。