
4月13日(日)、岡山県の岡山国際サーキットでSUPER GT開幕戦『OKAYAMA GT 300km RACE』の決勝レースが行われました。
前日、公式予選では岡山初予選とは思えぬ好走をみせたチャーリー・ファグ選手のQ1、藤井誠暢選手の素晴らしいアタックをみせたQ2の結果で、フロントロウ2番手を獲得していた#777 D’station Vantage GT3。迎えた決勝日は朝から雨模様となり、午後1時10分からの決勝レースはウエットコンディション。セーフティカー先導のもとスタートを迎えました。
藤井選手がステアリングを握った#777 D’station Vantage GT3は、5周目にセーフティカーが退去すると、前方で発生したGT500クラスの多重クラッシュの混乱を抜けるタイミングで、首位をオーバーテイク。トップに浮上し、レース序盤をリードしました。ただ、アクシデント処理のための赤旗中断、さらにふたたび行われたセーフティカーランの後、雨は小康状態に。路面状況が変化するなか、藤井選手の背後からは2番手の車両が迫りました。
藤井選手はパイパーコーナーでスペースを残しながらターンインしたものの、2番手の車両が#777 D’station Vantage GT3に追突。藤井選手は姿勢を乱されグラベルにストップしてしまいました。追突した車両にはその後、ペナルティが課されています。
コース復帰は果たしたものの、これで大きく遅れレースプランが崩れてしまった#777 D’station Vantage GT3は、29周でピットイン。交代したファグ選手が上位陣と変わらぬペースで複雑なコンディションのなか走行を続けたものの、4周遅れの24位でレースを終えることになりました。
D’station Racingはこの悔しさを、次戦富士にぶつけていきます。ご声援ありがとうございました。


