12月8日(日)、三重県の鈴鹿サーキットでSUPER GT第5戦『SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝レースが行われました。
気温13度/路面温度19度という寒さのなか、午後0時50分から行われた決勝レースで、12番手からスタートしたD’station Vantage GT3は、藤井誠暢選手がスタートドライバーを担当。序盤からタイヤの発熱に各車が苦戦するなか、藤井選手は1周目にワンポジションアップ。さらに翌周には10番手に浮上すると、6周目にトラブル車両で、8周目にはクラッシュで上位が姿を消したことも手伝い、6番手まで浮上しました。
その後も好ペースで上位を追った藤井選手は、17周を終えピットイン。チャーリ・ファグ選手に交代しました。ここでチームも抜群のピット作業でファグ選手を送り出し、タイヤ無交換作戦作戦を採った車両が上位に進出するなか、4本交換を行ったチームの中では上位につけていきました。
タイヤ交換本数を減らしたチームが苦しんでいったレース後半、ファグ選手は30周目にポジションをひとつ上げ6番手に浮上。レース後半もペースを落とすことなく上位を追いつめましたが、そのまま6位でフィニッシュし2024年シーズンを締めくくりました。
第3戦に続く2勝目とはなりませんでしたが、これでシリーズランキングは59ポイント獲得で4位に。D’station Racingとしては過去最高位で復帰初年度を終えることができました。2025年はさらなる上位、チャンピオンを目指していきます。一年間D’station Racingへのご声援ありがとうございました!