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2024.10.20

2024年 SUPER GT 第7戦 オートポリス / 決勝レポート

10月20日(日)、大分県のオートポリスでSUPER GT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』の公式予選、決勝レースが行われました。

前日の天候不良のため、走行スケジュールがすべてキャンセルとなった第7戦ですが、この日は午前8時から公式予選が行われました。まだ霧が残り、コース上も濡れた状況で始まった予選ですが、D’station Vantage GT3は藤井選手が経験を活かし的確にコンディションを読みアタックを決めると、1分47秒176を記録。3番手という好位置につけました。

午後1時20分からの決勝レースは、冷たい風が吹いていたものの曇り空のもと迎えました。藤井選手がスタートドライバーを務めたD’station Vantage GT3は、タイヤの温まりの良さを活かし、スタート直後にトップに浮上します。ただ、その後はこのコースで多く発生するピックアップの症状が出始めてしまい、藤井選手にとっては守りのレースとなってしまいました。

GT500クラスを中心にアクシデントが多く、セーフティカーがこのレースで合計4回導入される荒れた展開となったレースでしたが、藤井選手は1回目のセーフティカー明けにピットイン。チャーリー・ファグ選手に交代します。ファグ選手はこの決勝が初めてのオートポリスでのレースでしたが、2回目のセーフティカー明け、10台ほどの集団のなかで激しいバトルを展開。これをしっかりと戦い抜き、表彰台を狙える位置につけていきました。

ただ62周目、3回目のセーフティカーが入りますが、まだ2回目のピットインを終えていなかったD’station Vantage GT3にとっては不利な展開となっていきます。しかし、セーフティカー明けに交代しふたたびドライブした藤井選手は、#65を抑えるベテランらしい戦いを披露しました。

終盤、5番手を走っていた#61 BRZのクラッシュもあり、D’station Vantage GT3は最終的に5位まで追い上げフィニッシュしました。レース終了直前のセーフティカーラン時にはわずかにトラブルも起きましたが、藤井選手の経験と技、そしてファグ選手の奮闘と、苦しい中でも耐えて掴んだ5位となりました。

この結果、ランキングでは4位になったものの、首位とのポイント差を詰めて第8戦を迎えることになりました。D’station Racingへのたくさんのご声援、ありがとうございました!

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