5月4日(土・祝)、静岡県の富士スピードウェイでSUPER GT第2戦『FUJI GT 3Hours RACE』の決勝レースが行われました。
前日、まさかのタイム抹消もあり19番手からスタートしたD’station Vantage GT3は、藤井誠暢選手がスタートを担当。集団のなかではやや苦しいところもありましたが、単独走行ではスピードをみせ着実にポジションを上げていき、一時はポイント圏内目前の11番手まで浮上します。
しかし28周目、またもD’station Vantage GT3をトラブルが襲いました。左リヤタイヤにトラブルを抱え緊急ピットイン。ルーティンの作業も行い遅れを最低限に留めると、ふたたび追い上げを開始しました。
藤井選手は着実にポジションをひとつずつ奪回し、バトルも展開しながらレースを進めていき、ふたたびポイント圏内が見えそうな位置まで浮上していきますが、65周目にまたもタイヤトラブルが。再度ピットに戻ると、初めてのSUPER GTでの決勝となったチャーリー・ファグ選手に交代しました。
ファグ選手も素晴らしいペースで追い上げを行っていたものの、96周目に三たびタイヤトラブルが。タイヤ交換を行い、少ない燃料でふたたびコースイン。101周目には1分37秒526のファステストラップを記録し意地をみせたものの、結果は16位となりました。
予選日から速さはみせていたものの、思うような結果を残すことができなかったD’station Racingですが、このスピードを次戦鈴鹿に活かすべく、挑戦を続けていきます。D’station Racingへのご声援ありがとうございました。