11月12日(日)、静岡県の富士スピードウェイでENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第7戦『S耐ファイナル 富士4時間レース with フジニックフェス』の決勝レースが行われました。
前日の公式予選でST-1クラスのポールポジションを獲得した#47 D’station Vantage GT8Rは、織戸学選手がスタートドライバーを担当。序盤、ライバルの#2 KTMとの間にST-Zクラスの車両を挟みながら、リードを広げていきました。
しかし、今回織戸選手と谷口信輝選手とのコンビで参戦するにあたり、Aドライバーハンディキャップとして90秒のストップが課せられていました。谷口選手への交代に加え、このストップをこなした結果、#2 KTMとのポジションは逆転。1分半ほどの差をつけられます。その後ふたたび織戸選手、谷口選手と交代しながらD’station Vantage GT8Rは追い上げをみせていきますが、レース終盤に#2 KTMとの差が接近。さらに#2 KTMはターボトラブルに見舞われピットに戻ってしまいました。
これでトップに浮上したD’station Vantage GT8Rは、最後は谷口選手がドライブし、さすがのふたりの走りでトップチェッカー! 第1戦鈴鹿以来となる嬉しい優勝を飾ることができました。
最終的に#2 KTMはピットアウトし2位で完走したことから、チャンピオンシップの逆転はありませんでしたが、今回の織戸選手と谷口選手のコンビでの優勝は、なんと18年ぶり。しかもその最後の優勝時は7連勝を飾っており、18年越しの8連勝という結果となりました。
D’station Racinとしてスーパー耐久の2023年最終戦を盛り上げようと企画した織戸選手と谷口選手のコンビによるレース、お楽しみいただけましたでしょうか。
D’station Vantage GT8Rへのたくさんのご声援、ありがとうございました!