2月12日(日)、アラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで、2023年のアジアン・ル・マン・シリーズ第2戦の決勝レースが行われました。
第2戦の決勝レースでは、藤井選手がスタートを担当。スタートの混戦をうまく抜けて、8番手からトップに浮上します。マシンのセットも決まり、そのまま独走でリードを稼ぎ65分でピットイン。星野選手に交代しました。星野選手はブロンズ規定の1時間30分を走行しますが、その間セーフティカーが入り、築いたマージンを失ってしまいます。ただ、星野選手のペースも良く、表彰台圏内でレースを進めました。アンカーを務めたチャーリー選手のスティントでは、全車がピット作業を終えるとふたたび2番手につけたものの、後方からハイペースでフェラーリのミゲル・モリーナ選手、メルセデスのラファエル・マルチェッロ選手が猛追してきます。世界的にもトップと評されるGT使いとの戦いのなかでチャーリー選手はバトルを続けましたが、トラフィックの際にポジションを落とし4番手に。諦めずに表彰台を目指しましたが、最終ラップにパンクチャーがあり緊急ピットイン、ふたつ順位を下げ6位でフィニッシュすることになりました。
惜しくも表彰台には届きませんでしたが、ヨーロッパの強豪チームが多く参戦するこのアジアン・ル・マン・シリーズでの最上位となり、D’station Racingとしても大きな手ごたえを感じるレースとなりました。この流れを週末の第3戦/第4戦アブダビに繋げ、表彰台獲得を目指していきます。