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2021.08.22

第89回ル・マン24時間耐久レース / 決勝レポート

第89回ル・マン24時間レースは、8月22日(日)現地時間16時、いよいよチェッカーフラッグが振られました。#777 D’station Racingは、予選19番手からアンドリュー・ワトソン選手がスタートを担当しダブルスティントを担当。星野敏選手、そして天候が不安定だった現地時間19時から、陽が昇る現地時間朝7時まで、藤井誠暢選手とワトソン選手がトリプルスティントで繋ぐ作戦を採りました。

朝からは星野選手が、ブロンズドライバーの規定乗車時間である6時間に向け走行を開始。アストンマーティン・ヴァンテージAMR GTEはマシントラブルもなく、チームワークも抜群で着実にレースを進めていきましたが、二度のタイヤパンクチャー、さらにアクシデント発生時のスローゾーンでペナルティがあり、わずかにタイムロスを喫しました。

それでもドライバー3名、チームスタッフが完璧な仕事を遂行。順位は時間を追うごとに上がり、終盤はクラス6番手を安定したものに。星野選手も見事規定時間をこなし、最後はワトソン選手がチェッカードライバーを担当。D’station Racingとして初めて挑んだル・マン24時間で総合34位、LM-GTE Amクラス6位でフィニッシュ! 星野敏選手の夢であった、『ル・マン24時間完走』という目標を果たしました。

今回の6位入賞という結果から、D’station Racingはル・マン24時間での戦い方など、多くのことを学びました。2022年も引き続きル・マンへの挑戦を続けていきたいと考えています。日本から、そして世界からたくさんのご声援、ありがとうございました。

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