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2021.05.02

2021年 FIA世界耐久選手権 Rd1 スパ・フランコルシャン / 決勝レポート

5月1日(土)、ベルギーのスパ・フランコルシャンで2021年FIA世界耐久選手権シリーズ第1戦「スパ・フランコルシャン6時間レース」の決勝レースが現地時間の13時30分~19時30分(日本時間 20時30分~26時30分) に行われました。

#777 D’station Racingは、公式予選のタイム抹消により最下位スタートより藤井誠暢選手がスタートドライバーを担当しました。

スタートを担当する藤井選手は、スタート直後からアグレッシブにポジションアップを狙っていき、同じく予選ノータイムにより後方スタートとなった#77 Dempsey – Proton Racingのマット・キャンベル選手とのバトルを展開しながら次々とオーバーテイクを繰り返しポジションアップをしてきます。そして、最後尾スタートより2番手までポジションアップを果たし、1時間の乗車時間が経過した25周目に1回目のピットインを行います。

給油とタイヤ交換のルーティンピット作業を終えて、第2スティントは星野敏選手が担当します。レギュレーションによりブロンズドライバーの最低乗車時間が1時間40分と定められており、星野選手がダブルスティントを走行する戦略で第2・第3スティントを連続で担当します。同じ第2スティントにはブロンズドライバーも多く走行していましたが、星野選手は77 Dempsey – Proton Racingのクリスチャン・リード選手や、#98 Aston Martin Racingのポール・ダララナ選手らとバトルを行いながら安定したアベレージラップで5番手を走行。難コースのスパ・フランコルシャンで約2時間のダブルスティントの役目をしっかりと果たしてピットイン。

給油とタイヤ交換のルーティンピット作業を終えて、第3、第4スティントをダブルスティントで担当するアンドリュー・ワトソン選手へ交代します。アンドリュー選手も同じ時間帯に走行するシルバードライバーとのバトルを行いながら、1分15秒~16秒台のハイペースで安定したラップで担当スティントを進めていき、レース開始から5時間が経過したタイミングで最後のピットインを行います。

チェッカードライバーとなる第6スティントは藤井誠暢選手が再び担当します。藤井誠暢選手は15秒差で1つ前の6位を走行する#98 Aston Martin Racingのアウグスト・ファルフス選手を最後まで追いかけながら、現地時間の19時30分に7位入賞でチェッカーフラッグを受けました。

#777 D’station RacingのFIA世界耐久選手権デビュー戦となる、第1戦 スパ・フランコルシャンは最下位スタートよりノーミス・ノートラブルで6時間の長丁場を走り切り7位入賞で終えることができました。次回は6月12日~13日にポルトガルのアルガルヴェ・インターナショナル・サーキットで開催されます。

引き続き日本から沢山のご声援を宜しくお願いいたします。

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