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2021.02.15

2021年アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)第2戦 / 決勝レポート

2月14日(日)、中東・アラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで、2021年アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)第2戦、4時間の決勝レースが現地時間の12時45分~16時45分(日本17時45分〜21時45分)に行われました。

#77 D’station RacingのAston Martin Vantage AMR GT3は、第1戦に続き星野敏選手がスタートドライバーを担当。今回も多くのチームがスタートドライバーにブロンズドライバーを登録してきましたが、第1戦とはドライバー乗車順の戦略を変えているチームが増え、ゴールド/プラチナのドライバーを最初に起用して序盤に上位進出を狙うチームも多く存在しました。

第2戦は公式予選のセカンドベストタイムにより順位が決まったため、14番手グリッドより星野選手がスタート。目の前となる12番手グリッドからは、フェラーリの元F1ドライバーのジャンカルロ・フィジケラ選手がスタートドライバーを担当します。

ここドバイ・オートドロームは、セクター1にブラインドの高速コーナーが連続するレイアウトが特徴であり、特にスタート直後の波乱を交わすのが難しいサーキットです。星野選手は上手くジャンカルロ選手にピタリと付き、タイミングを狙いながらオープニングラップにBMWとフェラーリの2台を交わして12位で1周目を通過します。

その後、星野選手はマシンセットアップを変更したことによりマシンバランスが好感触だと無線でエンジニアへ伝え、前日の第1戦よりも速いアベレージラップを刻みながら走行を続けていきます。その後、7周目に入ると他クラスの車両によるアクシデントにより、1回目のFCY(フル・コース・イエロー)が導入されます。

このタイミングで最低乗車時間に縛りの無い、ゴールド/プラチナドライバーをスタートに登録したチームはピットインが可能なため、ここで早くもドライバー交代を行うチームもありました。FCY解除後は既にピットインを行ったチームも多く、星野選手はタイミングボードのトップ5まで順位が上がります。そして、再び15周目にコース上のデブリにより2回目のFCYが導入されます。ブロンズドライバースタートを選択した我々は最低乗車時間の55分までドライバー交代ができず、2回目のFCY解除後に7周を消化した22周目に1回目のピットインを行います。

給油とタイヤ交換のルーティンピット作業を終えて、第2スティントはシルバードライバーのトム・ギャンブル選手が担当します。

第1戦でも安定した速さを示したトム選手は、第2戦に向けて変更したセットアップの良さを証明するかのように、1分58秒676のベストタイムを記録し第1戦よりさらに速いアベレージタイムを刻み続けながら、第2スティントを担当する、他の多くのシルバードライバー達とのバトルを魅せ、36周もの長い担当スティントを終えた59周目に2回目のピットイン。給油とタイヤ交換のルーティンピット作業に加えて、第1戦と同じく、第3・第4スティントをダブルで担当するゴールドドライバーの藤井誠暢選手へドライバー交代を行います。

第3スティントで藤井選手がコースインすると、このタイミングにゴールド/プラチナドライバーを起用してくるチームとタイミングが重なり、第1戦と同じく、アストンマーティンに乗る、マービン・キルホファー選手やチャールズ・イーストウッド選手と再びテール・トゥ・ノーズのバトルを続け、30周目が消化した89周目に3回目のピットインを行います。

給油+タイヤ交換のルーティンピット作業を終えて、続けて第4スティントも藤井選手が担当します。再びコースインをすると、フェラーリのダビデ・リゴン選手やニクラス・ニールセン選手と激しいバトルを展開しながらレースを進めていきます。その後はふたたびアストンマーティンのチャールズ選手とも激しい接近戦のバトルを続けていきますが、この時点でのポジションは12番手。

第1戦よりアベレージタイムも上がり、順位的には上位進出が期待されましたが、やはり、序盤のFCY導入時にピット作業を行ったチームのアドバンテージが大きく、想定順位よりも実順位が下がっていたことが敗因となります。さらに2回目のピットイン時に、ピット通過時間のタイムマネージメントが1秒足りなかったとして、チームは102周目に、1秒間のピット停止のためのピットインを決断します。

このロスタイムによりひとつ順位を下げ、4時間が経過した113周目に第1戦と同じく13位で第2戦のチェッカーフラッグを受けました。

目標であった上位進出は叶いませんでしたが、第2戦に向けて変更したセットアップによりアベレージタイムも上がり、チームの総合力も向上しました。今回の2021年アジアン・ル・マン・シリーズは、イギリスのアストン・マーティン・レーシングよりブノワ・ブールデール氏とWEC世界耐久選手権で98号車のチーフメカニック1名の計2名が派遣されましたが、イギリスの渡航規制等により、他に予定していたエンジニア等の数名のスタッフは現地に辿り着くことができませんでした。

そんな状況下において、D’station Racingの日本人スタッフや平野チーフエンジニアが中心となり、ステップ・バイ・ステップでこのドバイ・オートドロームでの第1イベントである第1戦、第2戦を戦い終えました。

WEC世界耐久選手権やル・マン24時間、ヨーロッパ・ル・マン・シリーズ戦う、このレースフォーマットを知り尽くした強豪チームや、ニュルブルクリンク24時間、スパ24時間、ドバイ24時間の優勝チームが、この19台の中に集結しました。

2021年アジアン・ル・マン・シリーズへの挑戦は、レースリザルト以上にチームとして学ぶことも多くあります。これらの経験を今週末に中東・アラブ首長国連邦のアビダビへ移してヤス・マリーナ・サーキットで行われる、第2イベントの第3戦、第4戦へ繋げていき更なる上位進出を目指していきます。

日本から引き続き沢山のご声援を宜しくお願いいたします。

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