7月14日(日)〜15日(月・祝)の2日間、宮城県のスポーツランドSUGOで、GTエントラント協会(GTE)が主催するGT300テストが行われました。23台の車両が参加し行われた今回のテストでD’station Racingは藤井誠暢選手がひとりでテストを担当。2日間に渡るメニューをこなしていきました。
曇り空のもと行われた7月14日(日)のセッション1/2では、途中他車のクラッシュによる赤旗中断などがあったものの、藤井選手はダンロップタイヤのテストなどさまざまな内容の走行をこなし、セッション1は33周を走り1分20秒476というベストタイムで14番手に。心配された雨も降らず、3時間の長丁場となったセッション2では90周というラップを走り、1分19秒709というベストタイムで、10番手につけました。
セッション2の後からスポーツランドSUGOは雨が降り出し、2日目となった7月15日(月・祝)も午前9時からのセッション3はウエットコンディションでスタートしました。ただ、途中雨は止み、少しずつドライコンディションに変化。D’station Vantage GT3は23周を走り1分23秒937というベストタイムを記録します。
午後1時からのセッション4では晴天となり、ドライコンディションに変化しましたが、11周を走ったところで予定のプログラムを消化しきっていたことから、早めにテストを切り上げることになりました。セッション4は1分20秒043というベストタイムで9番手で終えています。
今回のテストは9月の第6戦を見据えたものとなりましたが、D’station Vantage GT3は決してベストタイムを狙うわけではなく、テストメニューをじっくりとこなしながら周回を重ねる内容の濃い2日間となりました。今回得られた材料を第6戦、さらに8月に迎える第4戦富士、第5戦鈴鹿に活かしていきます。